02.ペットウェア

OEM展示会から始まるペットウェアブランド立ち上げ

ウェアはもちろん小物やキャリーバックまでOEM

ペットビジネスを取り巻く環境

ペットウェアの世界市場は、2030年には25億米ドルに達すると予測されています。要因の一つがペットが家族の一員とみなされるようになったこと。飼い主は子どもの服を選ぶようにペットのファッションにこだわるようになりました。SNS映えするデザインやアイテム、家族と愛犬のお揃い服(リンクコーデ)への需要も高まっています。

また機能性を求める動きもトピックです。日本のアウトドアブランドが展開するペットウェアは、保湿・保温機能、速乾性などの機能を付与することで、ペットの健康や快適性を求めるニーズに対応しました。防蚊加工やUVカット、冷感機能を備えたペットウェアも需要を伸ばしています。

大手企業の新規参入や、ぺットウェアでの起業の動き

こうした市場を背景に、日本でも企業が異業種からのペットビジネスに参入。ECでの販路展開が容易になったことから個人事業主による起業も目立ち、OEM・ODMを活用した小ロット生産で業績を伸ばすブランドも生まれています。ファッションの多様化がペットウェア市場の拡大に波及し、高価格帯・高付加価値製品の売れ行きが好調なことも、ブランド展開を後押ししているようです。

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ペットウェア市場の成長が著しい中国

ペットウェア市場において、日本を超える年平均成長率を見せているのが中国です。2030年までに4億9,590万米ドルの市場規模に達すると予測されており、ペットウェアに注力するアパレル工場が急増。日本からもOEM・ODM先として熱い眼差しが注がれています。

AFF(アジアファッションフェア)展示会でも、ペットウェアを展示するアジア企業が増加。彼らがOEM・ODM先として魅力なのは、豊富な日本企業との取引実績です。企画の打ち合わせから仕様確認、検品、納品まで、日本が求める品質基準で生産できることは大きな安心材料。もちろん日本語に対応しているため、個人事業主でも通訳を必要なく取引ができます。

ペットウェアビジネスならではのリスクを回避

AFF展示会には、最小ロット50〜100枚という単位からOEM・ODMを相談できる企業が多く出展しています。自社にデザインチームを抱えイメージを形にしてくれるメーカーもあれば、機能性素材に強いメーカーなど、さまざまな強みを持つアジア企業が出展しているため、強みを見極めながらパートナーを選ぶと良いでしょう。ウェア以外にもペットの帽子やキャリーバッグを相談できる服飾メーカーや、首輪を相談できる革小物メーカーなども出展しており、アイテム幅を広げる挑戦にもつながることでしょう。

なおペットウェアビジネスには、いくつかの注意点があります。ひとつはサイズ展開。何サイズを展開するか、またサイズごとのロットバランスをどうするかの判断には経験が求められるもの。またブランド代表がデザインを担うケースでは、パターン(型紙)起こしにつまづくことが多いと言います。

こうした問題から相談できるアジア企業が多いこともAFF展示会の魅力です。中にはブランドコンセプトやストーリー作りから相談できる企業も。サンプルを手に取りながら対面で商談できる展示会という機会を活かし、信頼できるビジネスパートナーを探してみてください。

※記事内容は2025年取材時のものです。展示会によっては取材した企業が出展していない場合もあります。