04.バッグ・革小物
エシカルと機能性で差をつける服飾雑貨OEM
オリジナルのバッグやスマホケースのアイデアが見つかる展示会活用事例
アイテム展開しやすい服飾雑貨。エシカルが差別化のポイントに
エシカルなモノづくりや消費を意識する時代の波がきています。アパレルにおいても環境に配慮した商品であることが消費者の選択肢に。デザインはもちろんのこと、サスティナブル素材の活用を求める動きが、バッグなどの服飾雑貨にも波及しています。
しかし中小アパレルや服飾雑貨店では、デザインは代表自身や自社スタッフに任せられるとしても、サスティナブル素材での製造についてはコスト面で二の足を踏んでしまうもの。そこで活用したいのが、アジア企業との直接商談ができるOEM展示会です。
サスティナブル素材でのOEMを展示会で実現
中国や東南アジアに工場を持つOEMメーカーでは、サスティナブル素材での生産にいち早く対応しています。そうしたアジア企業が多く参画するのが、AFF(アジアファッションフェア)展示会。欧米や日本との取引実績が多いOEMメーカーが出展していることも、安心材料といえるでしょう。

ロット数は応相談ですが、100個からの発注が一つの目安。原価が上がる小ロット発注でも、競争力がある価格での製造が可能であり、サスティナブル素材という付加価値をつけることができるでしょう。縫製から依頼できるため、展示されている商品を手に取りながら「こんな商品を作りたい」という相談ができるのも、展示会ならではのメリットです。
エコバッグやノベルティバッグをサスティナブル素材で生産
ポリエステル(PET)などを使用した合成織物は、軽さと防水性から、エコバッグからアウトドアやスポーツ向けバッグ、スーツケースカバーまで、ノベルティも含め幅広く活用されています。
こうした合成繊維の次の選択肢として注目されているのがR-PET(リサイクルポリエステル)です。主に使用済みのペットボトルやプラスチック容器を再生して作られているため、製造における環境負荷が低いとアパレルでの活用も広がっています。
また紙なのに丸洗いができるウォッシャブルペーパーも注目株。縫製ができることからバッグやポーチ、植木鉢カバーなどへの活用が広がっています。植物由来のためリサイクル&生分解が可能な点もサスティナブル。AFFでは、こうしたリサイクル素材を活用した服飾雑貨を提案している企業との出会いが期待できます。もちろん従来のコットンやレザー、PP不織布などでのOEMであれば、商談先は迷うほど。アイテムの幅を多彩な視点で広げることができるでしょう。
革小物なら、機能性で差をつける
AFFの会場を巡っていると、アジア企業の技術力にも驚かされます。ある 革製品のOEM・ODMメーカーは欧米を相手にした質の高いレザー製品を製造。その技術をもとに近年ではスマートフォンカバーに注力し、着脱式のウォレットやカードケースも展開。スキミング防止素材を織り込むなど機能性面も充実しており、高級ラインでのアイテム展開に期待が寄せられます。

※記事内容は2025年取材時のものです。展示会によっては取材した企業が出展していない場合もあります。