05.サウナハット

日本で人気のサウナハット、アジア企業がOEM対応

日本のニーズをキャッチした小ロット対応のモノづくり

サウナ人気とともに高まるOEMへの需要

サウナブームが続く日本では、ファッション感覚でサウナを楽しむ人口が増えています。彼らのマストアイテムとして人気を集めているのが「サウナハット」です。

従来のサウナハットは、高温になるサウナ室での髪の乾燥やダメージ、のぼせを防ぐアイテムとして実用性を重視されてきました。しかしブームに伴い、デザインや素材へのこだわりなど多様なニーズに対応した商品が求められるように。またサウナ施設のオーナーや、サウナイベントの主催者、サウナ愛好家のコミュニティなどが、オリジナルのサウナハットを作る動きが生まれています。

国内企業もこの需要を取り込む動きを見せていますが、その多くが生産を海外に委託しているのが現状。小ロット・低コストでの製造にはアジア圏でのOEMが最適だからです。

日本のニーズや品質管理に応えてきた実績

アジア圏ではサウナハットへのニーズはほとんどありません。しかしある中国企業は日本の流行をいち早くキャッチ。企画・素材・縫製まで自社で一貫対応する帽子工場ならではの品質対応で、日本での評価を高めてきました。

この企業以外にも、AFF(アジアファッションフェア)展示会には多くの帽子メーカーが出展しています。いずれも日本との取引実績が豊富であり、日本とのOEM・ODMだけで事業を成り立たせているメーカーも少なくありません。言うなれば「サウナハットを作りたい」や「こういう機能やデザイン性を持たせたい」と相談するだけで、日本が求める品質で商品が仕上がる生産体制が整っているのです。

来場事前登録はこちら

AFF公式LINEはこちら

小ロット発注や、色柄を変えての分納が相談可

AFFに出展するアジア企業のほとんどが、柔軟なロット対応やカスタマイズ力に強みを持つOEMメーカーです。最小50ロットから相談可能という帽子メーカーでは、コットン・メッシュ・麻・ウールなど素材にも幅広く対応し、プリントと刺繍での柄入れが可能。「リピート発注では50ロット単位で色や柄を変えて発注することができる」と語るメーカーもありました。

帽子メーカー以外にもAFFには、タオルやTシャツ、トートバッグなど様々なアイテムを相談できるメーカーが出展しています。サウナ施設やイベントのオリジナルグッズを揃えたいというニーズにも応えてくれることでしょう。

アジア企業との直接取引で、自由度の高いものづくりを

AFFの来場者は商社や大手バイヤーばかりではありません。海外に足を運ばなくても企画段階から直接相談できることから、国内のトレンドに敏感な企業や自社EC販売に注力するD2C事業者が来場。直取引により価格・納期・デザインの自由を得たいと考える、個人店オーナーやイベントを企画する自治体関係者の来場者も増えつつあります。

商社を通さない直取引に柔軟に対応するアジア企業が多いのもAFFの特徴です。例えばアイテムを増やしたい帽子専門店が、サウナハットだけに留まらず、ペットの帽子といった新機軸をつかむといった具合に、出展社と来場者が課題やアイデアを共有することで、新しい取引や商品づくりのきっかけが生まれています。

※記事内容は2025年取材時のものです。展示会によっては取材した企業が出展していない場合もあります。